動翼のねじれと修正方法

 

舵面がねじれる原因は、バルサの癖やフィルムの張り方にもありますが、最も影響が大きいのは「フィルムの個体差や癖」にあります。

これは、何本もフィルムを貼ってきた経験から、ある特定のロールにだけ、ねじれが発生する事から気づいた事です。

 

フィルムが収縮するときに四方八方が均一に縮むものなら良いですが、中には、斜め方向の縮み方に癖があるものがあるのです。

 

そんな事から、エルロンなどの舵面のねじれをアイロンで修正しても、

いつの間にかねじれが戻ってしまうのです。

 

そこで、その対策ですが、

「テープ状にカットした透明フィルム」を斜め方向に引っ張りながら貼ってやるのが効果があります。


テープの幅や張る方向は、ねじれの状況次第となりますが、とりあえず試してみたいなら、クリアテープを貼って様子を見る事も出来ます。

ただ、クリアテープは引っ張りの耐久力が弱いので、やがて元に戻ってしまいます。