ミュゼット専用ギヤボックスのモーター側のギヤの取り付け方法について。

現在、ギヤの固定はM4の止めネジを使う方式としています。

ただ、樹脂製ギヤは特別に大きい力でネジを締め付ける訳にもいかないので、使っているうちに段々ネジが緩んでしまいます。

その対策として、ネジ穴に金属用瞬間接着剤を少量垂らしてからネジを締めたりするのですが、それでもギヤにガタが出たりするものです。

そこで現在では、もしギヤにガタが出てもスリップまでには至らない様にと、木綿糸を巻いて瞬間接着剤で固めて試しているところです。

取り外す場合は、カッターで糸を切れば剥がせます。

出来るならスパーギヤの様にピン止めが理想なのですが、ここで大きな問題があります。

モーターシャフトはベアリングで傷が付かない様に金属表面に硬化処理がされているのです。

そのため、ドリルで穴を開けていると、最後の抜け際で突然キリが進まなくなって、最悪折れてしまう事もあるのです。

ボール盤があれば簡単に出来そうな作業ですが、もしやってみるなら気をつけてください。

超硬ドリルでも同じで、逆に折れ易く、途中で折れると取り出せなくなってしまいます。